働きたいけど働きたくない

ニート気質なフリーター女の戯れ言

「無能なくせに仕事を選ぶな!」という矛盾

無能だから仕事を選ぶのである。

私だって無能じゃなければ、近所のコンビニのアルバイトやスーパーの店員をやりたいし、普通の事務職や営業職をやりたい。

でも、出来ない。
能力的に出来ない。
まともにこなせない。

え?介護?飲食店?
そんなの、もっと無理である。
やりたくないのではない、能力的に無理なのである。
相手に気を遣ってお世話するとか、スピーディーに接客するとか出来ないのだ。

「甘えるな!」「やれば出来る!」「やる気がないだけ!」
才能豊かな「普通」の人々はそう言って、無能な私のような人間を厳しく叱る。
叱られたら、落ち込む。が、別にそれで出来るようになるわけでもない。

だから、自分に出来る仕事を選ばないといけない。無能な人ほど、仕事は選ばないと続かない。
どうしてこんな簡単なことが「普通」の人々には分からないのだろうか。

ミュージシャンとか俳優、芸人なんかが「売れなかった頃はアルバイトを掛け持ちしてました」とか「家が貧しかったので何でもやりました」とか言う。
で、それで「普通」の人々は「苦労されたんですねー」と言う。
言いながら私のような「普通」でもなくかといって「苦労」しているわけでもない人間を横目でチラリと見る。
「ほら、お前もこれくらいやれよ」と言わんばかりに。

でも、私はその話を聞きながら全く違うことを考えている。
「そりゃ、そんだけ働けるなら才能あるわ。売れるわ」と。
いろんなバイトを掛け持ちしたり、与えられた仕事を何でもこなせるなんて私からしたらスーパーマンである。

実際とある番組で、若い頃からバイトなんかしたこともないようなアイドルが一日体験でいきなり定食屋の店員をやらされていたが、
その人たちは普通にこなすどころか笑顔で愛嬌を振り撒きまくって余裕まであった。
やはり、飲食店の店員は頭と身体がちゃんと繋がっている、賢くて体育会系の人ではないと無理だ。
そういう人からしたら簡単な仕事だけど、私には一生こなせない仕事である。

私は飲食店のレジやウエイトレス、厨房も出来ないし、ティッシュ配り出来るリズム感の良さもないし、
塾講師が出来る学力もないし、服を売るようなセンスの良さもスタイルの良さもないし、
単純作業に取り組み続けられるような集中力もない。

とにかく、ないない尽くしで自分に出来る仕事を探すのは大変である。
甘ったれてると言われるだろうが、本当にそうなのだから仕方がない。

コンビニとマクドナルド、ファミレスなんて鬼門である。
誰でも出来るバイトの代表例として挙げられることが多いが、私はどれも絶対に出来ない。

おまけにデブスだから若いオシャレな人が働くような場所には絶対に採ってもらえない。
軽作業はめちゃくちゃキツいかめちゃくちゃ暇かなのでやりたくない。

詰んでいる。

同じような人、いるの思うのだがどうやって仕事を見つけているのだろう。
まあ、他の人は私より痩せていたりルックスが良かったり真面目なのだろう。

なんだ、やっぱり私がクズなだけなのか。
それじゃあ、仕方あるまい。